7月定期TOEICの難易度は初級者の人にとっては「あぁ…」と声が出てしまうくらい、難しかったのではないかと思います。 何より初級者の方々の希望であるパート1が意外と難しい方でしたし、 場面描写も分かりづらい部分が多かったので、語学学校で勉強され、 一人で我慢強くやってこられた間に、慣れない表現に慌てられたのではないでしょうか。 [パート 1] - 難易度が上がった。 もともとあった写真から範囲が少し広くなりました。 幸いに auditorium が出たり, たくさん勉強した passing by/through と同じ表現も出て序盤は無難だったと思いますが、9番、 10番の単語が見慣れないものだったのではないでしょうか。 もしこれがすべて正解であれば、点数は良かったはずです。 しばしば出ていた表現なので、すぐ見抜くことができた方もいるかもしれません。 [パート 2] - オーストラリアの発音の分け方は出てこなかった。 'wh'の疑問文が減りました。 したがって、答えを機械的に簡単に導くことはできなかったですが、一般的な正解・誤答表現が分かっていていれば、解ける問題も24個以上ありました。 幸いにも、2問題ずつ出ていたオーストラリアの発音の分け方 -when/ where の問題はなかったです^^ [パート 3&4] - 新しい型ではなく、パラフレージングが増えていた。 いつものパート3の型、やり取りの対話を聞き内容を把握して問題を解いていくスタイルです。 そして、今回の3と4はパラフレージングがとても沢山出ていたので、語彙力が不足している学生や、学習期間の短い方々にとっては、答を導き出すのに困難が多かったのではないでしょうか。 [パート 5] - 歴代級の難易度、高くなった語彙の水準 パート5は確かに難しかったです。 6月定期試験も難しかったですが、今回はそれよりも、もっと難しかったです. 難しかった原因は文法ではなく、やはり '語彙'です。 語彙力が足りなければ、とても大変だったことと思います。 しかし、この前問題ととても似た問題も出ていました。 'the fact that ... [パート 6] - 難しい試験だが、その中でも簡単だった。 今回の試験で最も簡単だったパートと言えば、やはりパート6ではないでしょうか。 文の種類把握と文脈の流れ把握等をつかむ事が出来ていれば、簡単に解いていけるパートだったと思います。 正確に几帳面に解く練習をされていれば、難易度に関係なく、満点が保障されたパートでした。 [パート 7] - 短ければ難しい パート7は全体の文の長さが短ければ短いほど難しくなる傾向があります。 もし長さが短ければ、単語と表現が少し難しくあやふやな部分が多くなり、すべてを読まなくてはなりません。 それに一度に理解できないことも多く、時間の消耗も多くなります。 時間が消耗が多くなると、焦ってしまい、問題の糸口はもっと見えにくくなるものです。 したがって、パート5、6での時間管理は徹底的にするのが良いかと思います。 パート 7は、必ずきちんと読んで見て、今回7月のように article が過度に出てくる場合に備えておきましょう。
|